子どもって、大人には理解できない「自分だけのルール」をもっていませんか?
我が家の娘も、なかなかの「こだわり女王」。
ファッションから食卓まで、彼女の譲れない世界観に振り回される日々を送ってます。
ズボン拒否!お店で買った服も「新品のまま」放置
我が家で大きな課題だったのが、毎日の洋服です。
親としては「公園に行く日は動きやすいズボンを履いてほしいな」と思うのですが、娘の返事は一言。
「ズボンは男の子の服だから嫌!」
娘の中では「女の子=ワンピース」という美学がしっかり出来上がっている様子。
それならと、一緒にお店に行って「好きな服選んでいいよ!」と選ばせて買ったこともありました。
・・・・・・が、結局着るのは、その中の特定の一着だけ。
自分で選んだはずの他の可愛い服たちは、タグを切っただけで新品のままクローゼットで眠ることに・・・・・。
「流石にこれは勿体なさすぎる!」と頭を抱えました。
「それなら私が楽しく作っちゃおう!」
そこで思い立ったのが、ワンピースを手作りすることでした。
元々洋裁が好きだった私。「買ってきても着ないなら、手作りしたほうが安く済むし、自分の好きな生地を選べて私自身も楽しい!」と一念発起してミシンを出しました。
・・・・・とはいえ、手作りだからといって百発百中というわけではありません。
実はこれまで、時間をかけて縫った服を「着たくない!」と撃沈されたパターンも2回ほどありました(あの瞬間のショックといったら・・・・・・!!)
でも既製品を買って無駄にするより、自分で作った方が「作る楽しさ」も手に入るし、満足感が段違いに高いんですよね。
そして起きた「お気に入り上書き」事件
そうして今回、試行錯誤しながら新しいワンピースを作り上げたのですが・・・・ここからが予想外の展開でした。
完成したワンピースを渡したところ、娘は大歓喜!
・・・・までは良かったのですが、なんと今度はその「新しい手作りワンピース」しか着なくなってしまったのです。
あんなに執着していたのに「今までのお気に入りワンピース」は、見向きもされず完全引退。
「作った服を着てくれた!」という感動も束の間、結局私はまた、毎朝同じ手作りワンピースを洗濯して乾かす日々へ逆戻りとなりました(笑)。
しかも、話はここでは終わりません。
今朝のこと、絵本を読んでいた娘が、ページに登場するお姫様ドレスと自分が来ている手作りワンピースを見比べて一言。
「ママの作ったワンピース、腰が太すぎる!」
・・・・・まさかのシルエットへのダメ出し!
幼児体型に合わせた着心地重視のデザインだったのですが、絵本のスリムなお姫様と比べて厳しいファッションチェックが入りました(笑)。毎日愛用してくれているからこそのプロ目線(?)に、朝から笑ってしまいました。
食卓の厳しい監督官「おお!さすが!」
そんな娘のこだわりは、服だけでなく食卓にも遺憾なく発揮されています。
特に厳しいのが、「家族のお箸」のルール。
「パパはこの箸、ママはこの箸」と、家族全員分のお箸のセットを完璧に把握している娘。うっかり違うお箸を出そうものなら、「ちがーう!」と厳しいチェックが入ります。
先日も娘の指定通りにバッチリお箸を準備したところ、娘から一言。
「おお!さすが!」
・・・・まさかの上から目線で褒められました(笑)。食卓の厳しい監督さんから合格点をもらえて、なんだか誇らしいような、可笑しいような気持ちになります。
そしてもう一つのこだわりが、「ふりかけごはん」への絶対的な愛。
夕飯がパスタの日だろうが、うどんの日だろうが、丼物だろうが、食卓に着くや否や、「ふりかけごはんは?」という声が容赦なく飛んできます。
パスタ+ふりかけごはんという衝撃的な炭水化物コンボにツッコミを入れつつも、満足そうにパクパク食べる姿を見ると、もう笑うしかありません。
こだわりは、娘なりの「好き」と「安心」のしるし
大人から見ると「なんで!?」と思うようなルールばかりですが、娘にとっては自分の世界を作るための大切な「安心感」であり、「好き」の表現なんだなと感じます。
手作りワンピを作ったら作ったで「またそれしか着ない」というオチですが(笑)、自分の作った服が娘の最高のお気に入りになれたと思うと、やっぱり洋裁をやっていてよかったなと感じます。
これからも、毎朝ワンピを洗い、監督から「さすが!」とほめられるお箸を並べながら、娘の愛おしいマイルールに温かくお付き合いしていこうと思います。
もちろん、できないときもあるのですけど・・・。

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